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派遣看護師

ツアーナースって楽しいの?小学校の移動教室の仕事内容と条件は?【体験談】

※本ページはプロモーションが含まれています。

看護師10年目のゆみかおるです!

今回は小学校の移動教室の派遣体験談!

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ツアーナースでも小学校の移動教室の添乗はハードなものも多く、ぶっちゃけ人気は修学旅行ほどはないです。

しかし小学校の移動教室の添乗がある程度こなせるようになれば、ツアーナースとしてオールマイティーに働けるようになるので、下積みにはもってこいかもしれません!

小学校の移動教室の添乗はまだ手がかかりやすいことに加え、修学旅行などに比べて病気や怪我の割合も多い

その分看護師として勉強になることも多く、いい意味でターニングポイントになるほどの経験が得られるかも。

小学校の移動教室の添乗に興味がある方は、ぜひ読んでみてくださいね!

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ツアーナース(移動教室)の実際の案件情報、給料などの詳細

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小学校の移動教室は修学旅行の案件に比べて母数が多く、ツアーナース初心者でも案件が見つけやすい傾向にあります。

移動教室にはさまざまな種類があり、林間学校のような山登りやハイキング、牧場見学、フルーツ狩りなどの体験、自然のなかで学習をする添乗が多いです。

私が実際にいった場所としては、千葉の房総や群馬の榛名・水上、栃木の日光・那須、山梨の河口湖周辺などがあります。(都内近郊の学校の場合)

ほかにも臨海学校やスキー教室なども「移動教室」に含まれて案件が出ていることもありますが、今回は公立小学校の林間学校の流れについて紹介していきますね。

  • 対象年齢は小学4年~6年
  • 行程は2泊3日~3泊4日前後
  • 日給は11000円~15000円

このあたりが相場でしょうか。

移動教室の場合、生徒の数が多いと養護教諭の先生も同行したり、看護師2名以上の体制となったり、施設常駐(行程には同行せず、施設にいる看護師。夜間対応などがメイン)が配置されていることもあります。

もちろん施設常駐という案件もあります。

その場合、日給は1000円程度低めに設定されていることが多いです。

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ツアーナース(移動教室)のお仕事の流れは?

事前打ち合わせ

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修学旅行やほかの案件と違って、移動教室は事前の打ち合わせがあるケースが多いです。

電話で養護教諭や責任者の先生と…ということもありますが、大半が学校に出向き1時間程度の打ち合わせを行います。

責任者や養護教諭の先生をメインに、校長先生などとも話をすることもあります。

行程の流れをメインに打ち合わせをしますが、看護師としては以下のことを確認しておくことが必要です。

  • 健康管理に注意が必要な生徒の情報や対応
  • 医療機関の情報
  • 対応の流れや受診方法
  • 救護バックの内容

派遣会社によっては事前打ち合わせのチェックリストがあり、それに沿って行えば最低限情報は網羅できます。

移動教室1日目

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7時~小学校集合、出発

事前に打ち合わせした内容と変更点がないか、特別対応が必要な生徒と顔合わせ、持参薬の確認なども行う。

保護者が学校まで見送りに来ていることも多く、気になる生徒の場合には直接話を聞くことでしっかり情報がもらえるので安心です。

バス移動が多いので、この時点で酔い止め薬やエチケット袋の声かけを行っておきます。

酔いやすい生徒は前方の座席へ。看護師も前方の座席に座ることが多いです。

9時頃~パーキング休憩

トイレ休憩ですが、トイレまでの移動経路や一般の方たちに迷惑にならないよう適宜声掛けや誘導を手伝います。

ほかのバスの状況など、このとき一緒に確認しておきます。

10時半~1箇所目の目的地到着

移動教室の行程では山道などが多いので、小学生だと必ずと言っていいほど車酔いをする生徒の対応があります。

目的地では行程に参加することが多いですが、体調不良者がいればバス待機、施設待機ということも。

体験型イベントや山登り、ハイキングなどは怪我が起こりやすい場面なので、救護バックの準備や事務所、AED等の場所の確認なども見回りしておく。

12時~昼食

初日の昼食は持参のお弁当であることが多いです。

アレルギーがある生徒を確認しておく。

小学生だと隣の生徒と食べ物を交換したり、ふざけて遊び歩く生徒もいたりするので見守りや声掛けを行うこともあります。

内服薬がある生徒は看護師や担任の前で内服するなど、学校によってチェックのやり方が決められていることが多いです。

13時半~バス移動、2箇所目の目的地到着

食後のバス移動は車酔いの生徒が増えるので、自分だけで対応できない場合には先生に交代してもらいながら対応します。

目的地に到着したら同様に行程に参加するか、施設待機です。

17時頃~宿到着

到着後は宿責任者に挨拶、看護師部屋や保健室の準備をします。

病院情報や施設内の設備も確認。準備が終われば、生徒の部屋周りもしておきます。

古い宿だとほこりっぽい、布団や枕などでアレルギー症状が出る生徒も。

18時~夕食

昼食事と同様にアレルギーのある生徒メインに全体の対応。

事前にアレルギー食が除去されているかも一緒に確認することがあります。

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19時頃~ナイトイベント

キャンプファイヤーやナイトウォーク(肝試しみたいなもの)などが多いです。全体を見渡せる場で参加します。

キャンプファイヤーでは喘息発作ややけど、ナイトウォークでは過呼吸や転倒などで怪我をすることがあるので、適宜声掛けをしながら一緒に楽しみます。

20時半~入浴

女性の先生がいない場合には、女子風呂のチェックなどを行うことがあります。

また生徒と同じ時間に入浴することも。必要なければ、看護師部屋や保健室待機。

21時半頃~健康カードチェック

小学生の移動教室では、健康カードといわれるものを移動教室の数日前から記入しています。

内容としては体温や睡眠、排便、風邪症状の有無などチェックするものです。

生徒たち自身で記入して看護師のところへ提出するので、その項目に異常がないか確認します。

体温の高い生徒は様子を見に行き、逆に低い生徒もうまく測れていないので再度測定。

そのほか日中体調不良を訴えた生徒の様子をみたりと、就寝前に見回りをします。

前日眠れなかった子や、数日前まで風邪などで学校を休んでいた病み上がりの生徒は、頭痛や腹痛などで保健室に来るケースが多い。

22時~就寝

小学4、5年生だと初めての宿泊イベントということもあり、寂しくて泣き出してしまう、なかなか眠れないという生徒もいます。

場合によっては、看護師部屋で寝るということもあります。

22時半頃~職員会議

生徒が静かになったら職員が集まり、当日の反省や翌日の行程を話し合い。

看護師は対応した生徒や気になった生徒について報告、相談を行います。

お菓子やジュースを飲み食いしながらやるので、比較的ゆるい雰囲気で和気あいあいと話し合いをする感じです。

23時過ぎ~入浴、記録、就寝

施設常駐の看護師がいれば申し送りなどを行いますが、この時間に入浴や看護記録など済ませておきます。

小学校の移動教室のほうが夜間起こされる率は高いと思うので、寝られるうちに早めに寝ます。

お腹痛い、気持ち悪い、眠れない…などの訴えが多いです。

移動教室2日目

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6時~起床、健康カード提出

前日夜と同様に、健康カードは朝夕チェックを行います。

7時~朝食

あまり夜眠れていない生徒は体調不良を訴えるケースが多いので、朝食時の状況はよくチェックしておきます。

ごはんを残している生徒、ぼーっとしている生徒はチェック!

9時頃~行程先出発

一日の流れとしては、1日目と同様2~3箇所まわります。宿へ戻ってきてからの流れも一緒です。

移動教室3日目(最終日)

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最終日も1~2日目と同様、17時頃には小学校へ戻る流れが多いです。

場合によっては保護者の方が迎えに来ていることもあるので、対応した生徒については直接話をすることも。

最終的に生徒が解散した後に職員会議、報告会のような場があり、そこで全体の申し送りをします。

学校側へしおり等の資料や救護バックの返却。

これで、移動教室の添乗は終了です。

ざっとした流れではありますが、こうしてみるだけでもけっこう過密なスケジュールであることがわかります。

実際に移動教室のツアーナースをしてみて、ビックリしたこと

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私は小児科病棟で働いていましたが、その経験が生きることがあっても、病院外での対応は全く別物だなと思いました。

まず対応する範囲が広いということです。

指のささくれ対応から夜尿症の対応、肉離れ、インフルエンザや胃腸炎などなど。

病棟では対応しないようなケースもたくさんあったり、なかには救急搬送が必要なケースなどもありました。

そのほかにも移動中の子どもの安全に気をつけなければならない場面も多く、看護師でもありますが、先生方の一員として動かなければならないことも多いです。

ツアーナース(移動教室)のメリット・デメリットは?

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メリット

修学旅行の添乗同様にいろんな場所へ行けて体験もできるというのは、一番楽しいことではないでしょうか。

子どもと関わるのが好きなので、一緒になってイベントに参加することもあります。

私が個人的に好きなのは、フルーツ狩り、食べ放題、帰りのお土産とかを楽しみにしています(笑)

デメリット

子どもは予期せぬことがいっぱいで、それは小学生であっても変わりません。

普段よりもイベントごとで盛り上がってふざけてしまうことがあるので、気を引き締めなくてはならない場面は多いです。

自分が良かれと思ったことでもクレームになることがあるかも。

私は実際にはクレームをもらったことはありませんが「怪我したのに消毒もしてもらわなかった」「ちょっと熱があっただけなのにイベントに参加できなかった」など。

これらの話は子どもの気持ちを置いてけぼりにして、対応してしまったせいではないかと思います。

きちんと本人にわかるように説明すること、本人の意思が大切ですが、慣れないと慌ててしまうこともあるかもしれません。

ツアーナースをやってみたいのなら、移動教室はよく吟味してから!

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ツアーナースのなかでも移動教室は案件数も多いので、お手軽な感じがしますが、なかには野戦病院のようにひっきりなしに対応して…というケースもあります。

なので、よく考えてからのほうがいいです!

できれば最初は

  • 比較的、生徒数が少ない学校(100人以下)
  • 小学4年生よりも小学6年生
  • 行程がハードでないもの(山登りやキャンプ系以外)

などの案件のほうが落ち着いていて、対応数は少ない傾向にあるので、そこからスタートするのが無難です。

(生徒数が少ないからといって楽なわけではありません)

また心配であれば、養護教諭や看護師2名体制の案件のものもありますが、ペアの相性に関しては当たり外れがあるので、そのあたりは覚悟を決めて…という感じです。

せっかくツアーナースを始めるのであれば「旅行できて楽しかった~!」とお気楽気分な看護師ではなく…

「いい勉強になった!ファーストエイドもっと勉強しておこう!」など、プロの仕事としてスキルの幅を広げるきっかけになってくれたらうれしいです。

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