看護師

新人看護師は仕事ができないのが当たり前!乗り越えるコツと心構えは?

辛かった看護学生時代も、ようやく終わり。

 

無事に国家試験も突破し、いよいよ病棟デビューを果たす新人看護師さんは、不安と期待でドキドキですよね。

 

期待に胸を膨らませ、いざ配属先の病棟に行ってみたら、あんなに山ほど勉強したはずなのに知らないことだらけ!

 

覚えることがたくさんありすぎて、どこから手を付けたらいいのやら…って、途方に暮れることもあるかもしれません。

 

とくに最初の3ヶ月から半年くらいは、もう病棟に行きたくない…と思うくらい、落ち込んでしまう日もあるでしょう。

 

でも、それはみんな同じです。

 

看護師歴10年以上のベテランさんも、新人の時は右も左も分からなくて、自分は向いていないかも…などとたくさん悩みながら、少しずつ慣れていったんですよ。

 

今日はそんな新人看護師さんの不安が少しでも軽くなるように、新人さんがつまづきやすいポイントと乗り越えるためのコツ・心得をお伝えしたいと思います。

新人看護師がつまづきやすいポイントと乗り越えるためのコツ・心得

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新人看護師はとにかく覚えることが多くて大変!って、よく聞きますよね。

 

たしかに、覚えることはたくさんあります。

 

新人看護師がつまづきやすいポイントと乗り越えるためのコツ・心得を6つご紹介していきますね!

 

場所や物の配置が覚えられない

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まず一番に覚えるべきなのは場所と物品の配置です。これがわからないとまったく仕事になりません。

方向音痴の私は、慣れるまでは迷子になったりしてました…

場所に関しては病棟内だけでなく、よく行くであろう検査室やリハビリ室、トイレの場所など、病院全体の場所も覚えておく必要があります。

 

効率よく覚えるためには地図を作るのがオススメです!

 

おそらく一度は先輩に案内されて、各部署を回ると思いますが、それだけで覚えるのは難しいと思います。

 

なので、時間があるときに1人で病院の中を歩いて、位置を確かめて地図を作ってみましょう。

 

自分で目的を持って歩いているので記憶に残りやすいですし、書き残しておけば忘れてしまってもそれを見ればいいだけです。

 

病棟の中の物品も同じように配置図を作って、この棚の2段目には何が入っているというところまで、細かく書いてみてください。

 

書くという動作も加わることで、より記憶に残りやすくなります。

 

そしてそれを小さくたたんで常にポケットに入れておけば、いつでも見ることが出来て安心です。

 

患者さんの情報収集の仕方がわからない

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最初のうちは、患者さんの情報収集にも苦労すると思います。

 

どこまでの情報をメモに書けばいいか、全部書かないと不安だし、でも全部書いていたら時間が足りない…

 

結果、情報収集にも検温にも時間がかかり、全然時間内に終われず、怒られたなんてよくある話です。

 

新人看護師さんは、みんな書きすぎる傾向にあります。

 

書きすぎることで何が重要な情報だったか見えなくなりますし、そもそも転記はミスの元!

 

情報収集のメモ板は、見やすさを重視しましょう。

 

見落としがないか不安で、何度も見てしまうというのもよくあることですが、これも時間のムダになってしまいます。

 

見落としを防ぐためには自分の中でカルテのどこから見ていくか、順番をルーチン化して、どの患者さんのカルテも同じ順番で見ていく癖をつけるといいと思います。

 

そして、どのページから何の情報をとるか目的を持ってカルテを読めば、自ずと見落としは少なくなるはずです。

 

日勤業務・夜勤業務の流れがつかめない

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最初のうちは業務の内容を把握して、流れをつかむまでが大変です。

 

日勤では何をするのか?夜勤では何をするのか?この時間にはこれをやる、この時間には報告に行くなど、覚えることはたくさんあります。

 

しばらくは簡単なタイムスケジュールを自分で作って、メモ版の裏など、いつでも目に入るところに貼っておくようにするといいかもしれません。

 

新人の時は自分のことで精いっぱいだと思いますが、先輩の動きをよく見ておくと、今これをやっておくといいのかな?などと分かってきます。

 

まずは時間で行わなければいけないものを書き出しておき、時間より早め早めに動けるように、空いた時間にできる準備をしておく癖をつけましょう。

 

新人看護師にとって、憂鬱な一大イベントである夜勤デビューについてはこちらの記事で詳しく書いています↓

病棟で多い疾患・治療法・検査などの勉強でいっぱいいっぱい!

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学生の間にイヤというほど勉強したはずなのに、病棟で働くにはもっと専門領域の深ーい知識が必要だと思い知るのが、新人看護師の宿命です(笑)

 

勉強しなければいけない項目は山のようにあるし、何からどうやって勉強したらいいのか、毎日仕事に追われる中でどうやってその時間を見つけたらいいのか…

 

悩みますよね。

 

まずは、優先順位を付けましょう。

 

おそらく病棟の先輩からも、ある程度優先順位は提示されていると思います。

 

途方に暮れているくらいなら、順番を決めて、とにかく手を付けてみましょう。

 

最近は携帯でいろいろ学べるアプリも出ているので、そういったものも活用すると通勤時間も利用できて便利です。

 

同期で勉強したことを教えあうというのも有効です。

 

人と話をすることで更に記憶に残るし、理解も深まります。

 

しかも、1人で勉強するよりモチベーションもアップするし、学べる範囲が広がって効率がいいですよ。

 

理想はその日の仕事で分からなかったこと、はじめてやったことの中から一つだけでも、病棟にある文献で調べて帰るという習慣が付けられたら、すごく成長が早まるはずです。

 

検査・回診の介助や点滴・採血などの実技が難しい

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先生の介助となると余計に緊張しちゃいますよね。

 

あらかじめ決まっていた検査なら心の準備も出来ますが、大概は当日決まって突然始まります。

 

採血も患者さんに苦痛を伴う手技なので、とても緊張しますよね。

 

どちらもとても緊張してしまうので、練習したときの半分の力しか発揮できないと考えておいた方がいいでしょう。

 

可能な限り、実物を使って流れを練習するに限りますが、イメージトレーニングのために携帯で動画をとって繰り返し見る、使用する器具の写真をとって名前を覚える。

 

実技に関してはとにかく練習あるのみなので、家でも振り返りが出来るように、動画や写真などのツールをうまく活用していきましょう。

 

緊張して頭が真っ白でも、手が勝手に動いてくれるくらいまで練習あるのみです!

患者さんやご家族とのコミュニケーションの取り方がわからない

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最初のうちは患者さんと話をすること自体も、とても緊張してしまうかもしれません。

 

新人さんでよくあるのが、話が長い患者さんの話を延々と聞き続けて、切り方が分からず、仕事が回らないとか。

 

患者さんのペースに巻き込まれて、聞きたかったことを聞くのを忘れて、退室してきてしまったとか。

 

患者さんと話をするときは、しゃがんで目線を合わせるとか、挨拶をしっかりして自己紹介をしてから話を始めるとか、学生の時に習った基本は大事にしてもらいたいなと思います。

 

それが出来たうえで、話が長すぎる患者さんの場合はタイマーで次の用事があるんですアピールをしたり、聞くべきことを紙に書いておき、チェックを入れるという工夫がいいかもしれません。

 

黙って聞いているとずっとしゃべってしまうので、相槌でもいいから自分もしゃべることが大事ですし、「ということは」「つまり」など、要約してあげると話をまとめられます。

 

新人看護師が仕事に慣れるまでには、大体どれくらいかかるの?

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最初はあれも出来なかった、これも出来なかったと自分にがっかりしてしまうかもしれません。

 

でも、みんな最初からできたわけではありません。

 

みんな出来ないところから始めて、だんだん出来るようになったんです。

 

それなら慣れるのにはどれくらいかかるのか、と言われると個人差はありますが、半年くらいすれば、病棟の雰囲気や仕事にも慣れてくるだろうと思います。

 

休憩時間に休憩室でご飯を食べながら、先輩としゃべれるようになればもう大丈夫。

 

ある程度の緊張感は大切ですが、緊張しっぱなしの状態ではストレスがかかりすぎて、いい仕事はできません。

 

病棟の雰囲気に馴染めるように、笑顔を忘れずに勤務しましょう。

 

新人看護師が仕事ができないのは当たり前!自分のペースで成長しよう!

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何事においても要領のいい人・悪い人というのはありますし、覚えることが得意な人とそうでない人もいます。

 

人と比べて、自分は落ちこぼれなんじゃないかと悩むこともあるでしょう。

 

私も自分が同期の中で、一番不出来な新人なんじゃないかって思ってました。

 

だから同期の中で一番に辞めるだろうと思っていたのに、気がついたら最後まで残っていました(笑)

 

人と比べてもストレスになるだけです。

 

得意なこともあれば不得意なこともある。

 

人は人、自分は自分と割り切って、一つ一つ確実に覚えてこなしていく事を考えましょう。

 

今まさに、新人看護師として奮闘しているあなたも、これから新人看護師として働くのに期待と不安で胸をいっぱいにしているあなたも、大切なことは仕事において少しでも楽しいなとかうれしいなって思えるかだと思います。

 

患者さんの笑顔が見れてうれしかった、先輩と休憩室でこんな話をして楽しかった、そういうポジティブな気持ちに少しでもなれる時間があったなら、きっと明日もまたがんばれるはずです。

 

時には「明日はもう病棟に行きたくない」と思ってしまう日もあるかもしれません。

 

そんなときこそ、うれしかったことや楽しかったことを思い出してみてください。

 

それでも、もし行きたくないと思ってしまうくらい仕事が辛かったら、その時は職場を変えることも考えてみましょう。

 

もしかしたら職場が合わないだけで、看護師に向いていないということではないかもしれませんよ。

 

新人看護師さんは覚えることがたくさんで大変です。

 

でも、最初の1年を乗り切れればできることも増えているし、厳しい先輩や先生の目も新たな新人にいきます。

 

そうすると精神的にもかなり楽になるので、まずは最初の1年、がんばって吸収していきましょう!