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病棟看護師

看護師はサービス残業ばかりで帰れない?その理由と3つの解決策とは?

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看護師って、なかなか定時に帰れないんですよね…

 

日勤深夜にも関わらず、定時に終われたことは1度もなく、残業2~3時間は当たり前。

 

サービス残業ばかりで職場にいる時間が長く、疲れはたまる一方…

 

看護師の残業をなくそうという運動はあるものの、未だにこういった悩みを抱えている看護師さんは多いです。

 

我慢してなんとか仕事をしている看護師さんは多く、体調不良やうつになってしまう人も…

 

そもそもなぜ、看護師はこんなに残業ばかりで帰れないんでしょうか?

 

この記事では看護師がなかなか定時で帰れない理由と、改善策をお伝えしていきますね。

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看護師はいつも定時で帰れない…残業が多い5つの理由とは?

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「2017年看護職員の労働実態調査」では、看護師の時間外労働の平均は各勤務前に30分ずつ、日勤後で53分、2交代勤務後で33分、深夜37分、準夜後で34分となっています。

 

本来であれば時間外勤務が起きないはずの交代勤務なのに、1回の仕事の前後で1時間から1時間半は働いているということですね。

 

さらに、そのうち約7割が不払い労働・サービス残業なんだそうです。

 

看護師の残業がこんなにも多い理由は、一体なんなのでしょうか?

 

1.看護師は記録がとても多い

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サービス残業の主な業務は、記録というデータが出ています。

 

看護師の記録は日中の観察記録から、入院患者さんのアナムネ、持参薬の記録、看護プラン、退院患者さんにサマリー…

 

本当にたくさんあるんですよね。

 

今では電子カルテが主流となってきており、日中の記録自体は楽になったという意見も聞かれますが、パソコンの台数がなく使えなかったり、パソコンに不慣れで入力が遅いといった意見もあるようです。

 

2.患者さんの情報収集

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特に経験の浅い新人時代は、患者さんの情報収集にも慣れておらず、時間がかかります。

 

仕事時間の30分前からきて、当日の受け持ちの情報を調べ、帰りは困らないように次の日の受け持ちの情報を調べる…

 

大切なことではありますが、受け持ち人数が多ければ多いほど時間がかかりますし、責任のある仕事なので、手抜きもできません。

 

2、3年たって慣れてくると、スムーズにできるようになってきます。

 

3.患者さんへの対応

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検査やリハビリ、手術の終了時間が遅く、日勤終了ギリギリだったりすると、お迎えに行ったり術後の受け入れをするのは、日勤ですることになります。

 

準夜で引き継ぎとは言っても、夜勤の人数自体が少ないので、ある程度は日勤で終わらせていかないと、夜勤の人が回らなくなってしまうんですよね。

 

実は私も外科病棟時代、手術が日勤終わりと重なって、そこから術後チェック!処置!点滴!そのあと記録!

 

なんてのがザラでした。

 

同じチーム内で助け合ってはいても、なかなか終われずに2時間残業!というのは割と当たり前でしたが、今でも環境は変わっていないんですね…

 

そのほかナースコールの対応や、患者さんやご家族などに退院指導をしたり…と看護師の仕事は山ほどあります。

 

4.研修・委員会・勉強会などが多い

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看護師は常に勉強!とはよく言いますが、研修やチーム会、勉強会、病棟会、委員会、看護研究…と本当に色々な学ぶ場があります。

 

それは休日だったりもするし、日勤後だったりもしますよね。

 

私の勤めていた病院は基本、夜勤勤務者はチーム会などは免除でしたが、日勤終わりに勉強会をし、そのあと残っていた記録を仕上げる…といった日には、かなり帰りが遅くなったのを覚えています。

 

5.急な入院、急変

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急な入院は処置や点滴などを行うことも多く、さらにアナムネや経過記録などやることが盛りだくさんです。

 

急変の場合はさらにバタバタします。

 

先生の指示を受けて薬剤や輸血を取りに走ったり、挿管の処置についたり…

 

状態が悪ければ悪いほど、患者さんのチェック項目も頻度も増えます。

 

終わるとクタクタ、ボロボロですが、達成感があるのも事実。

 

新人看護師・プリセプターは遅くまで帰れないことが多い

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特に遅くまで残ることになりがちなのが、新人看護師とプリセプターです。

 

新人時代は、覚えることもわからないこともたくさん。

 

要領も悪いのでラウンドや記録、何から何まで時間がかかります。

 

それを指導するプリセプター。

 

ここを調べてきてね、これは大事だから覚えといて!と自分の仕事をこなしつつ教えるのって、やっぱり時間内じゃ終わりません。

 

新人さんって絶対にミスするものなので、フォローもありますし。

 

私も新人時代はプリセプターさんに色々迷惑かけたなあ…と申し訳なくなります。

本音は定時で帰りたい!なるべく残業せず帰るコツとは?

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では、どうしたら残業時間を減らすことができるのでしょう?

 

チームスタッフと協力する

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誰でも本音を言えば、早く仕事を片付けて帰りたいですよね。

 

そのためにはチーム内の協力が必須です

 

新人さんなら、わからないことは無理せず先輩に聞く!

 

中堅以上なら新人や若手看護師が困っていないか、一言声をかけてあげるといいでしょう。

 

私の働いていた病棟では、それぞれの仕事が終わった人からチーム内の人の処置やケア、記録などを手伝うという習慣があったため、バタバタすることはあっても働きやすい職場でした。

 

多分、そう言った習慣がなかったら3時間も4時間も残業してたはずです…

 

「みんなで早く終わろう!」という空気を作って、自分に余裕がある時は手伝ってあげると自分が困った時も助けてもらえますよ。

 

予測をつけて動く癖をつける

働いてしばらくすると、なんとなく時間がかかるポイントがわかってくると思います。

 

時間が決まっている処置の間に、時間の決まっていないケアを組み込んだり、記録を進めておく。

 

そう言った工夫で、空き時間のうちに自分に振られた仕事を片付ける癖をつけましょう!

 

前倒しできるものは進めておくといいですよ。

 

残業ばかりで辛いなら、転職もアリ

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それでも改善せず、残業が続くようなら転職を考えるのもありかもしれません。

 

実際に「2017年看護職員の労働実態調査」では、1ヶ月の時間外労働が「過労死ライン」と呼ばれる60時間以上が33402人中254人、予備軍の50時間以上が350人いることがわかっています。

 

看護師を辞めたいと思っている人は7割もいて、その多くはこうした職場環境のきつさを理由としています。

 

職場環境は自分で変えられるものではないし、病院全体が改善に向かって動き出してくれるまでには、時間もかかります。

 

どうしてもその科で働きたい!という思い入れがないようなら、職場環境のいい職場に転職する方が早いかもしれません。

 

看護師でも定時で帰れる科はあるの?残業少なめの職場に転職しよう

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でも残業の少ない職場って、どんな職場なの?って思いますよね。

 

急な入院や急変が多い科は忙しくなりがち、というところからも療養型や回復期の病院や施設は、残業が少ない傾向にあるようです。

 

そのほか命に対する緊急性の高くない科(精神科、整形外科、耳鼻科、眼科など)を選んだり、予約制の病院などは急な受診が少なく、ゆったり働ける傾向があります。

 

転職で失敗しないコツとは?

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とはいっても、実際に就職してみなければ勤務終了後、スムーズに帰れるかはわかりません。

 

仕事は早く終わったのにおしゃべりでだらだら残ったり、先輩が帰らない職場なんてのもありますから。

 

それに求人情報誌には残業ゼロ!と書いてあっても実際は…なんてことも多いみたいです。

 

それを防ぐためにもぜひ活用してほしいのが、看護師の転職サイトです。

 

看護師転職サイトは無料で簡単に登録できて、希望の条件を伝えるだけで自分にあった職場を探してもらえるんです。

 

私たち看護師が新しく職場を探すときに一番知りたい情報って、職場の人間関係や離職率、雰囲気や評判などの内部事情ですよね。

 

だって給料や勤務時間は、どこの求人情報にも書いてあって想像がつくから。

 

でも、看護師の転職サイトは「本当は気になるけど面接を受ける病院側にはちょっと聞きづらいこと」をアドバイザーさんに聞くことができるんです。

 

これって、すごくうれしいですよね。

求人情報誌やハローワークでは知ることのできない情報が知れる、だから転職サイトを使うといい職場に出会いやすいんですね。

ちなみに転職サイトによっては、満足度の低い職場は紹介しないようにしている優良な転職サイトもあります。

 

その方が転職サイト自体の満足度も高いからですね。

 

私がオススメしている転職サイトは、そういった質の高い求人を扱っていたり、内部情報に詳しい、看護師にやさしい転職サイトです。

いいところがあるか、探してみてほしい…といった内容にも親身になって答えてくれるので、ぜひ使ってみてくださいね↓

自分のライフスタイル・ライフプランで看護師としての働き方を考えよう!

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どうしても時間外勤務が多くなりがちな、急性期の病院。

 

急性期の看護はやりがいも大きく、急性期で働いた経験はとても高く評価されます。

 

忙しくても看護師が楽しい。充実感がある。急性期の看護が好きだ。

 

そう思えるならとても幸せなことです。

 

でも、実際は過酷な勤務で、心と体が悲鳴をあげている看護師さんはとても多いです。

 

一番大切なのは、あなた自身が楽しくやりがいを持って働けることだと思います。

 

特に女性は妊娠・出産などでライフスタイルも変わってくるので、それに合わせた働き方を探してみてはいかがでしょうか?

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