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病棟看護師

看護師の悩み!医師からのパワハラ実例とその対処法は?

※本ページはプロモーションが含まれています。

こんにちは!看護師歴10年、フリーランスナースの「ゆみかおる」です!

 

看護師と医師の関係っていろいろありますよね…

 

医療の現場で働く者同士、分かり合わなきゃいけないこともたくさんあると思います。

・患者さんの病気を良くしようと目指しているところは同じはずなのに、関係がなんだかギスギスしている…

・看護師の大変さをわかってくれない…

・すぐに指示出してくれない…

など、医師との関わりに対し、悩みを抱えている看護師さんは多いのではないでしょうか?

 

資格による役割や視点の違いなどがあるので、すべて理解するのは不可能だと思います。

 

でも、ひどいと理不尽なことを言われ…平気でパワハラをする医師もいますよね。

 

今回は「パワハラをする医師に対しての悩み、どう対処したらいいか」を私の経験談を元に、看護師がまずできることについて書いてみました!

 

気に入られる方法とか、仲良くなる方法では断じてありません(笑)

 

とりあえず、普通に仕事ができるようになればそれでいいんですから…!!(切実すぎる)

私が今までに出会った、パワハラ医師①

新人時代、怖かったのは看護師よりも医師だった?

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基本的に小児科の医師は優しい人が多い…と実感していますが、そのなかでもダントツに怖い医師がいました。

 

普段はそれほど刺々しい感じではなくても、気分屋で、緊急入院で処置が多いときほどイライラする傾向に。

 

子どもの血管が見えづらくて点滴がなかなか入らないときや、子どもが暴れたりすると余計にです。

 

特にその態度は、1年目の看護師に対して露骨に出るものでした。

 

明らかに

・処置介助が遅い
・知識不足で先読みできない

 

これらが原因で自分のペースでできない、思い通りにならないからでしょう…

 

私は指示されていないのに

おい!インスピロン持ってこいっていってんだろ!なにやってんだよ!

と足蹴りされたこともありました。

 

同期でも同じようなことがあり、泣いて処置室から出てきたことも…!

 

最初は新人で何もできない私たちが悪いと思っていましたが、プリの先輩に相談すると、それはひどい!とすぐに師長に報告してくれました。

 

相手は未熟と思い、悔しさをバネにして切り抜けた

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師長から小児科部長やその医師に指導が入っても、大きく変わることはありませんでした。

とりあえず、暴力まがいなことはなくなったということだけです。

 

そのときの私はとにかく悔しくて、

なんでこんなに馬鹿にされなきゃいけないの!?見返してやりたい!

とプリの先輩に相談したこともありました。

 

先輩からは

あの先生、未熟で余裕がないからあんな態度取るんだよ。イライラしたほうが負け。こっちは涼しい顔してやってればいいんだよ。

と言われ…なんとなく納得。

 

それから

相手が未熟なんだ

焦りを隠そうとしているんだ

と思うことで、少し気持ちが楽になりました。

 

あんなに怖かった医師がまさかの改心?

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なるべくその医師と二人きりにならないよう、スタッフが協力してくれ、半年ほど経過…

 

さすがに仕事にも慣れ、一人で処置室内でも立ちまわれるように。

 

重症患者の入院時処置もできることが増えてきました。

 

あるとき大忙しだった夜勤で、重症患者の処置が終わったあと。

 

私が何気なく

先生、ありがとうございました~

と言うと…その医師から

お疲れさま。今日はよく頑張ったな。

と肩をポンとたたかれたのです……肩ポン。

えーーーーーーーーー!!
ツンデレーーーーーー!?!?

その行為が理解できずに放心状態になった私。

 

それでも看護師として認められた気がして、単純に嬉しかったのです。

 

今までの所業は許せないこともありましたが、結局は怒られないように見返してやる精神で頑張ってきたんだな自分…と思えるようになり…

 

今では、結果良かったのかなと思っています。

 

看護師としても、人間としても一歩成長したような…漠然とですがそんな気持ちです。

 

私が今までに出会った、パワハラ医師②

医師としても人間としても最低レベル

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看護師5年目のときのこと。

 

総合病院の混合病棟で働いていた私ですが、当時から看護師全員が毛嫌いしていた医師がいました。

 

何が嫌かというと、まずは医師としてあるまじき言動が時折あることです。
(患者さんに対しては普通なので、クレームはない)

 

たとえば、がんの末期患者さんに余命の話をするようなとき。

 

患者さんがいなくなったあと、こんな発言。

さっき今月が山場とか言っちゃったけど、意外としぶとく生き延びると面倒だな~

病棟看護師に対しては、発熱患者の報告をしている最中に話を割り、

は?なに?俺にどうしてほしいわけ?何の検査・薬を出せばいいの?

と完全に馬鹿にしたような見下したような発言。あげく、

病棟の看護師は馬鹿ばっか。本当に使えね~

と大声でしゃべるタイプです。

 

なにそのくそ医師…看護師全員で血祭りにしろよ!と思った看護師さんたち…

 

とりあえずここでは堪えてください(笑)

 

ただでさえ血の気の多い私も「あんな医師が普通に仕事しているとか、この病院やばすぎる!」と思っていました。

現に、上級医は特に指導もせず「若いからこんなもんだよ」みたいな調子。

 

師長もなかなか強く言えず、病棟看護師のなかで不満が爆発でした。

その医師にやられて退職した人もいるとか…。

 

看護師ができることは、患者さんと自分を守ることだけ

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上司に言っても何も変わらないのであれば、自分たちでやるしかない。

 

患者さんに不利益になることがないよう、自分たちの責任にされないために…!

①その医師との接点は最小限に留める
②看護師に責任を押し付けられないように、きちんと証拠を残す

これらを、病棟看護師のなかで暗黙のルールとしていました。

 

①に関しては、患者さんのことで報告する必要があることは、それぞれの受け持ち看護師が相談するのではなく、リーダーがまとめて報告

(特に若手看護師は舐められていたので)

 

他にもその医師に報告しなくてもいいことは、上級医を通すことにしました。

②に関しては、何か理不尽なことを言われたときは、看護記録や申し送りノートに残すことに。

 

看護記録では「○○の異常報告をしたが、○○医師より経過観察の指示を受ける」と書き、申し送りノートには「夜の緊急連絡は日付変わる前にしろと怒鳴られた」「看護師辞めれば?」など記録。

 

その後、上級医にその医師の対応や経過を報告。

 

もう、正面から戦っても仕方がないと判断した結果がこれです。

 

また、ちょうどそのタイミングで師長が代わりました。

超バリキャリ師長登場…!

 

パワハラ医師の衝撃な末路

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新しい師長に対して、その医師の所業をすべて報告。

まず師長が上級医に対し「病棟の看護師にこれだけのことをするのはあり得ない、院長に話を通します」と脅しをかけてくれました。

 

さらに病棟看護師に対して「これだけのことを言われるからには、何かしら看護師側にも理由がある。」「看護師のスキル底上げを図るために、勉強会や研修の参加を積極的に。」ということになりました。

 

看護師としても、馬鹿にされたままじゃどうしてもスッキリしない…

 

師長が言っていることは思い当たることもあり、病棟での勉強会に力を入れるようになります。

 

そして、半年くらいしたあるとき。

 

なんと、その医師が退職することになりました。

 

表向きは自己都合とのことでしたが、管理職からは「クビになった」という話を聞きました。

 

相応の処罰を受けたということでしょう。

 

医師だからといっても大きな態度を取り続けていると、今のご時世クビになるんだな…ということが大変勉強になりました。

 

看護師は、パワハラ医師とは正面から一人で戦わないこと!

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2つのエピソード、いかがでしたか?

 

「うちの病院はもっと強烈なのがいるよ!」
「そんな医師が存在しているのが信じられない…」

など、いろんな声が聞こえてきそうです。

パワハラをする医師に対して共通してできるのは、

・真正面から対抗しない
・一人で抱え込まない

ということです。

真正面から言い合ってしまうと、さらに関係が悪循環となり…

 

自分自身の身体が持たないばかりでなく、患者さんに影響が出てしまうかもしれません。

 

必ず仲間や上司に相談して一人で戦わず、複数人でまわりから対応を考えていくことが大切だと思いました。

 

また、どうしても被害者側としては自分のことばかり考えてします。

 

一旦引いたところで冷静に考えてみると、自分のスキル不足やなにかしら原因(医師の職場環境など)が見つかることがあります。

 

だからといって、パワハラが許されるわけではありません。

 

しかし、できない自分を責めるのではなく、今一度自分を見つめ直すことは必要でしょう。

 

さいごに、今回のエピソードのようにうまくいかないこともあります。

 

その場合には、ただ耐え続けるのではなく…

 

転職をして、自分の負担を減らしてあげることも選択肢の一つです。

 

ぜひ、頭に入れておいてください。

 

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